私たちの原点

ハンス・ホルビガーが発明したスチール製バルブプレートは特許を取得しました。バルブプレートはガス圧が十分に高ければ開き、スプリング圧がガス圧より高ければ閉じる仕組みです。
 

ホルビガー スチールプレートバルブは、当時の製鉄用コンプレッサーの性能を飛躍的に向上させました。

当時では考えられなかったほど、鉄鋼生産の信頼性と効率性が向上し、現代の高圧化学技術の発明への道を切り拓くことにもつながりました。

ハンス・ホルビガーがエンジニアの技術者 フリードリヒ・ヴィルヘルム・ローグラーとともにブダペストに設計事務所を設立しました。この事務所は1903年にウィーンに移転されています。

ウィーンに本社を置くホルビガー＆カンパニー商社は、設計事務所を母体として設立されました。

創業者の次男であるアルフレッド・ホルビガーが、ウィーン・ジンメリングでバルブの自社生産を開始しました。

1925年から1945年の間に、ホルビガーはコンプレッサーバルブと制御装置の分野で171の特許を取得しました。

第二次世界大戦末期にウィーンの生産工場が破壊され、アルフレッド・ホルビガーが不慮の死を遂げた後、同社で働いていた妻のマルティナ・ホルビガーが工場の再建に成功しました。

マルティナ・ホルビガーが国際関係を再開：
まずはヨーロッパ、その後アメリカ、アフリカ、アジアへと展開しました。

圧縮空気用部品の生産を開始し、多角化への一歩を踏み出しました。

1950年代の終わりから、ホルビガーは北米で自社の販売組織を構築していました。1963年にはホルビガー・コーポレーション・オブ・アメリカを、そして独自の生産施設を設立しました。その後、1970年には日本でホルビガー日本株式会社が設立され、台湾、韓国、中国とへの展開を開始しました。

コンプレッサー向けのサービス事業への参入により、ホルビガーは非常に早い段階で世界の新興市場に進出しました。

グループ企業のオーナーであるマルティナ・ホルビガーが87歳で死去しました。

彼女が任命し、ホルビガー財団の理事会によって承認された新しい経営陣には、彼女の精神を受け継ぎながら企業活動を継続するという課題が課されました。また、これまで彼女の個性に大きく依存していた企業構造を再編成するという使命も残されました。

3部門へ再編成：
コンプレッションテクノロジー、ドライブテクノロジー、オートメーションテクノロジー